ジブリの名作映画 耳をすませば
ジブリファンの自分も大好きな作品です。
ただ、一度こういう見方をしてしまうと、
作品の内容がガラリと変わってしまいます。
なので、甘酸っぱい青春ラブコメとして
耳をすませばを見たい方は、
このブログをそっと閉じて下さい。
天沢聖司という男
15歳という若さで、ストーカーと化してしまった困ったちゃん。
若さを拗らせたのか、これからの人生が心配されます。イケメンなのになぁ。
時系列を追って説明していきます。
出会った場所は不明
学校か図書館は不明だが、
おそらく学校で一目ぼれであろう。
雫ちゃんの読書好きをリサーチして、
図書館によく通うことも調べ、
雫ちゃんの読みそうな本を手当たり次第先に借り、
自分という存在をアピール
聖司くんも読書好きなだけじゃね?
という意見もありますが、そんなはずはない!
なぜならば!
雫ちゃんは、自分で小説書いちゃうくらいのザ・文学少女!
いっぽう、聖司くんは、
ヴァイオリン作りにはまり、海外にいっちゃうくらい、バイタリティー
溢れる男の子
暇なとき読書している雫ちゃん以上に読書しようと思ったら
寝る時間など無いはず。
おそらく、毎日図書館にいっては、大量の本を借り、翌日には
返却を繰り返していたのであろう。
もうこの時点で、狂気を感じます。
名シーンの裏側
コンクリートロードは、やめたほうがいいぜ!
と皮肉をいって、
スピードワゴンばりにクールに去る聖司くん。
ただ、この時すでに雫ちゃんにべた惚れ聖司くん、内心顔まっか状態でしょう。
ちなみに・・・
スケッチブックを眺める聖司くんの後ろの木
おそらく聖司くんは雫ちゃんがスケッチブックを忘れた時、この木の裏に隠れていたのであろう。
でないと、惚れてる雫ちゃんのスケッチブックをピンポイントで見つけるなどまさに奇跡でしょう。
本を延々と貸し出しては返却を繰り返す
聖司くんなら充分あり得る。
少し前のシーンで雫ちゃん、そばかすちゃん、
野球少年が会話している時、後ろの木が
気になって気になって。
聖司くんがストーカーだという決定的証拠
策士聖司くん。見事に雫ちゃんと仲良くなる。
普通にしてたらイケメンなのだから
普通に出会えば良かったのに
この後お爺さん達と合唱し、
雫ちゃんが帰宅する時、
聖司くんが送って行こうか
と提案するが、雫ちゃんは
近くだからいい。
と一蹴。本能で聖司くんの怖さを感じとったのか?
つまり、このシーンがあるという事は
聖司くんは雫ちゃんの家は知らないハズ
なのに……
なんでか、おるーー!!!
マンションの何号室かリサーチするだけではなく、雫ちゃんの寝室までリサーチ済みとは
恐れ入ります。
さらに明け方にスタンバイしてるって
コイツは本物です。
『雫に会いたくてさ、何度も心の中で呼んだんだ!「雫〜!」って!そしたら本当に顔出すんだもん!すごいよ俺たち!』
何を言っているのでしょうか。
もはや狂気でしかない!
雫ちゃんもその言葉にメロメロて
頭お花畑ですか?