ジブリマニアな自分は紅の豚も好きです。が、
紅の豚つまらない、とか
紅の豚嫌いとかそういう発言を聞くことがよくあります。
主に、女性からの意見です。
男女別好きなジブリ作品でも、
男性は7位にランクイン
女性は10位というデータも出てます。
実はトップ10入り。紅の豚の興行収入
第9位
『紅の豚』…宮崎駿監督/47.6億円(配給収入:28億円)/304万人/ 1992年
もののけ姫は第3位
『もののけ姫』…宮崎駿監督/193億円/1420万人/1997年
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
平成たぬき合戦ぽんぽこ
第11位
『コクリコ坂から』
第12位
『魔女の宅急便』
第13位
『思い出のマーニー
第14位
『おもひでぽろぽろ』
第15位
『耳をすませば/On Your Mark』
第16位
『かぐや姫の物語』
第17位
『ホーホケキョ となりの山田くん』
第18位
『風の谷のナウシカ』
第20位
『天空の城ラピュタ』
今やジブリの顔といってもおかしくないトトロや。
ツイッターを幾度となくサーバーダウンに陥れたバルス祭りで有名なラピュタが19位、20位なのがいい例だ。
さて本題に入ります。
基本的に紅の豚は、冒険活劇であり、飛行機戦あり、ファンタジーであり、夢の詰まった作品であり、アドリア海の美しい風景の中、一人の男のロマンを描いた名作である
なのに、何故女性にウケが悪いか検証してみた
1.感情移入しにくい
千と千尋、ハウル、もののけ姫
トップ3の興行収入を、得た作品の共通点
主人公が女性であり、(もののけ姫はアシタカ視点なのでアシタカが主役であるが、タイトル的に)
女性主人公がピンチの時に男性が救ってくれる
セーラームーンとタキシード仮面様のような関係が描かれている
正に少女漫画の王道である
また根強い人気のラピュタもシータのピンチを何度も助けるパズーもそれに当たる
売れた作品は全て少女漫画の王道を走った作品の中に、男性が見ても爽快な冒険活劇やファンタジー、人間ドラマを織り込んだ作品なのだ。
魔女の宅急便のキキ
崖の上のポニョのポニョ
風の谷のナウシカのナウシカ
借りぐらしのアリエッティのアリエッティ
となりのトトロのさつきとメイ
耳をすませばの雫
これらも女性主人公の作品。
だからこそ女性が感情移入をしやすく
人気がある
しかし…
紅の豚は、もろ男性目線の作品です。
飛行機も、メカが好きな男性の心は掴みやすいが、
機械に苦手意識をもつ人が多い女性にはウケがあまりよろしくない
結果。女性は感情移入しにくい作品なのかもしれません