液状化現象とは?なにかを調べてみました。

最近では、関西国際空港や北海道でこの液状化現象が起きました。
ニュースなどでよく耳にしますが、この液状化ってなに?
地震などの強い揺れで地面が液体状になるものです。
地中の砂や水などが地上に噴き出し、地盤がドロドロの状態になります。
地盤が液体状になってしまうと、その地盤は物を支える力がなくなるため、
建物が横倒しになるなどの被害が発生します。
電信柱が倒れたり、ビルが傾くなど、考えるだけで恐ろしい被害になる恐れがあります
そのため、液状化現象が発生すると
大規模な停電、交通手段のマヒによる
復旧作業や物資の供給が不足する事態に繋がります。
液状化が起こりやすい条件
液状化は、主に同じ成分や同じ大きさの砂からなる土が、
地下水で満たされている場合に発生しやすいといわれています。
そのような砂でできた地盤は砂の粒子が結びついて支えあっていますが、
地震発生で繰り返される振動により、地中の地下水の圧力が高くなり、
砂の粒子の結びつきがバラバラとなって地下水に浮いたような状態になります。これが液状化です。
このような状態となると、水よりも比重が重い建物が沈んだり、傾いたりします。
水の比重よりも軽い下水道のマンホールなどが浮き上がる場合があります。
どのくらいの震度の地震から警戒が必要?
液状化は震度5以上の地震から、発生する危険があります。
河川の沿岸や、過去に液状化が起きた土地、
埋立地は、液状化が起こりやすい土地と言われています。
